犬・猫の肥満について
先進国で30％以上のワンちゃん猫ちゃんが肥満だと言われています。肥満は様々な病気のリスクを高め、寿命にも大きく関係してきます。
肥満の大きな原因は、愛犬愛猫に与えているおやつやトッピング等のフード以外の物を与えている事が大きな原因です。
愛犬愛猫に、ペットフード以外に、オヤツやトッピングを与えられている飼い主様は多いですが、体重割で考えてみてください。例えば人間の体重を60kgと考えれば、例えば５kgの愛犬愛猫は、人間の1/12の体重です。今与えているおやつの12倍のおやつの量を、人間が食べていると考えれば、かなり多いと思われる飼い主様が殆どだと思います。
是非愛犬愛猫の健康の為に、おやつは与えないようにしてあげてください。（しつけやご褒美などで与えたい場合は、おやつ代わりに「無添加ドッグフード安心」＆「無添加キャットフード安心」を数粒与えてください。）
愛犬愛猫の肥満は、100％飼い主様の問題です。
又、フードを愛犬が催促するのでついつい多めに与えてしまう飼い主様もおられますが、もともと犬はため食いをする習性があります。（猫は１日分を時間をかけて食べる習性があります。）犬が昔の野生の狩りをしていた時代は2〜3日間くらい食べれないことも多かったのですが、現在のペットで、明日食べられないという事はありませんので、飼い主様がキチンと管理をしてあげる必要があります。
又、よくある肥満を解消する為の低カロリーフードですが、栄養価の低いフードを食べさせて痩せさせるというダイエット方法は非常に疑問です。
栄養のバランスの摂れたフードを調節しながら適量与えて健康的に理想体重を目指してください。
急激なダイエットは、愛犬愛猫の健康を損ねますので、計画的にワンちゃんは一週間毎に体重2％以内、猫ちゃんは一週間毎に体重1％以内の減量で、体重を急激に減らさずに徐々に理想体重を目指してください。（5kgのワンちゃんであれば一週間で100ｇ以内ずつ、5kgの猫ちゃんであれば一週間で50ｇ以内ずつの減量で、徐々に理想体重を目指してください。）
愛犬愛猫の理想体型は、上から見た時にくびれが見られる事と、肋骨が触れる状態が理想です。ボディコンディションスコアを参考にし5段階の3を維持してあげるようにしてください。
引用：環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」
