タンパク質源をリストの一番に持ってくるために良く使われるもう一つの戦略は、炭水化物源をたくさんに小分けすることです。
以下、原材料リストに見られるような例です:「[タンパク質源]、ひきトウモロコシ (Ground Corn)、トウモロコシ・グルテン (Corn Gluten Meal)、トウモロコシ粉 (Corn Flour)」
この中で唯一「完全」な炭水化物源はひきトウモロコシです。
その他はいわゆる増量材です。
「〜ぬか (Bran)、〜粉 (Flour)、〜グルテン (Gluten Meal)、〜殻 (Hull)」で終わるような炭水化物源は増量材です。
増量材は、栄養素をほとんど含まない、または全く含まないものです。
実際、トウモロコシ・グルテンは窒素が多く、有機除草剤としても使われています。
増量材というのは、使用できる部分を取り除いた後の材料です。
どうしてドッグフードに使われるかというと、高価格の完全な材料ではなく、安い材料で量を多くする方法として使えるからです。
これらの増量材を全部足せば、タンパク質源よりも重くなり、実質的にリストの一番目の材料になるので、メーカーは知られたくないからでしょう。
炭水化物源がたくさんに小分けされていれば、それは二つの方法でだまされていることになります。
一つ目は、タンパク質源が実は一番重い材料ではないということ、そして二つ目は、栄養素に欠けた安い材料がふくまれているということです。
動物の食事に炭水化物が過度にあると、有害になる場合があります。動物に見られる肥満は多くの場合、「高炭水化物」のフードから起こります。
「高脂肪」から起こるのではないのです。(詳細は、後日お話します。)
過度の炭水化物は肥満の原因になりますし、肥満は健康的だとは言えません。
工業用保存料は、脂肪細胞に蓄積されることが分かっていますし、発癌性物質であるとも言われ続けてきました。(天然ミックス・トコフェロールであれば別です)
したがって、肥満の動物はこれらの保存料からうけるリスクが大きくなります。さらに、糖分(炭水化物の燃焼から作られるグルコース等)は癌細胞の発育を促進させることが知られています。
動物の食事にとって炭水化物はとても大事です。
しかし、炭水化物でペットの食事を浸してしまうのは不必要であり有害です。
犬は雑食動物であって、草食動物ではないのです。 |